コーチングを学んだ気づき「フィードバックの効果的な伝え方の巻」その２

　

【つづき】その2です。

　未来を創る「フィードフォワード」とは？

　ビジネスや日常のコミュニケーションでは、「フィードバック」が重要視されることが多いですね。少し違った角度・視点からお伝えします。それは、過去の行動を振り返るのではなく、未来の行動をより良くするために前向きな視点を提供する手法です。

　「なぜこうなったのか？」と過去を振り返り、改善点を指摘する手法に加えて、「なにがあればもっと良くなるか？」 に焦点を当て、未来の可能性を広げることを目的とする手法です。たとえば、「プレゼンで説明が分かりにくかった」というフィードバックに対し、「次回は、具体例を増やして話すと、より伝わりやすくなりますね」とお伝えするなど、 前向きで具体的な提案をすることで、受け手のモチベーションが上がり、行動変容が促されます。

　1. 相手の強みを活かす：

　 「○○さんの分かりやすい説明力を活かし、次回はストーリーを入れて話すとさらに良くなりますよ」

　 2. ポジティブな表現を使う：

　　「改善点はありますが、今後さらに成長できます」ではなく、「これを加えると、聞き手が理解しやすくなりますよ」

　 3. 質問を活用する：

　 　「次にさらに良くするために、どんな工夫ができそうですか？」と問いかけ、主体的に考えてもらう。

　職場や日常での活用例：

　　「次回のミーティングでは、みんなが発言しやすい質問をすると、さらに活発な議論が生まれそうですね」

　【まとめ】

　未来の可能性に焦点を当てることで、成長を促す 強力な手法です。フィードバックと組み合わせることで、より効果的なコミュニケーションが実現できます。あなたもコーチングのスキルを手に入れませんか。あなたやチームのメンバーが見える景色が変わりますよ。

　最後までお読みいただきありがとうございます。