【対話の中で、人とチームは育っていく④】
本音は、どこで生まれるのか
- 安心できる関係が、言葉を育てる -

ピンクのガーベラ:花言葉「感謝」「思いやり」
「本音で話しましょう。」
そんな言葉を耳にすることがあります。
けれど、本音は、「話してください。」
と言われたから話せるものではないように思います。
むしろ、
安心して話せると感じたときに、少しずつ言葉になっていくものではないでしょうか。
対話の中で、最初から本音を話される方は多くありません。
当たり障りのない話から始まり、少しずつ思いを整理しながら、
「本当は..... 」
そんな言葉が出てくることがあります。
私は、その瞬間を何度も見てきました。
そのとき大切なのは、うまく質問することではありません。
相手を急がせないこと。
評価しないこと。
否定しないこと。
安心して話せる時間を、一緒につくることです。
本音は、
引き出すものではなく、育っていくもの。
だからこそ、相手の言葉を最後まで受け止め、
「その人らしい言葉」が生まれるまで待つことを大切にしています。
ピンクのガーベラには、「感謝」や「思いやり」という花言葉があります。
やわらかな色合いと、穏やかな佇まいは、
安心できる関係の中で少しずつ心が開いていく様子にも、どこか重なるように感じます。
本音は、
安心できる場の中で、少しずつ育っていく。
だから対話とは、
相手から答えを引き出す時間ではなく、その人自身の言葉が生まれる時間なのかもしれません。
そして、その言葉は、
誰かに与えられたものではなく、自分で見つけた言葉だからこそ、
次の一歩につながっていくのだと思います。
次回は、このシリーズの最後として、
「対話が育てるもの」について考えてみたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
コーチングオフィスRayでは、
対話を通じて、人とチームが無理なく育っていく支援を行っています。
「本当は話したいことがあるのに、うまく言葉にならない。」
そんな経験はありませんか。
安心して話せる時間の中で、
少しずつ自分の思いが見えてくることがあります。
その時間を、一緒に大切にしてみませんか。
───
今日の内容に、少しでも心が動いた方へ
無理に何かを決める必要はありません。
「少し話してみたいな」と思われたタイミングで大丈夫です。
