【待つという強さ③】
~待つのか、動くのか-- 関わるタイミングを見極める~

青いアジサイ:花言葉「辛抱強い愛情」
これまで、「待つことも、一つの関わりであること」
そして、「待てなくなる自分の中には、焦りや不安があるかもしれないこと」
について考えてきました。
では、待つことが大切なら、いつまで待てばよいのでしょうか。
人と関わっていると、そんな場面に出会うことがあります。
もう少し見守った方がいいのか。
こちらから声をかけた方がいいのか。
本人に任せるのか。
それとも、自分が動くのか。
その答えは、いつも同じではありません。
待つことが大切だからといって、ただ待ち続ければよいわけでもないように思います。
ときには、「どうしていますか。」と声をかけることが必要なこともあります。
困っていることに気づいたら、そっと手を差し伸べることもあるでしょう。
そして、リーダーとして、決断しなければならない場面もあります。
大切なのは、「待つ」か「動く」か、どちらが正しいかを決めることではなく、
いま、この人にとって何が必要なのだろう。
と考え続けることなのかもしれません。
私自身も、待とうと思いながら、「そろそろ動いた方がいいのではないか。」と迷うことがあります。
そんなとき、自分が安心したいから動こうとしているのか。
それとも、いま本当に必要な関わりなのか。
一度、自分自身に問い直すようにしています。
それでも、答えがすぐに出るとは限りません。
人との関わりには、「ここが正解」という明確な線がないからです。
だからこそ、相手の表情や言葉に耳を傾ける。
これまでの経過を見る。
そして、自分の中にある焦りにも気づく。
そうしながら、その時々の関わり方を考えていくことが大切なのだと思います。
青いアジサイには、「辛抱強い愛情」という花言葉があります。
小さな花が集まり、時間とともに少しずつ表情を変えていくその姿は、
相手を見守りながら、必要なときを待つ関わりにも、どこか重なるように感じます。
待つことと、動くこと。
一見すると反対のようですが、私は、そうではないと思っています。
相手を大切に思って待つ。
そして、必要なときには動く。
どちらにも、相手に関心を向け続けるという共通点があります。
だから、待つことと動くことは、対立するものではない。
どちらを選ぶのかではなく、その人を見ながら、関わり続けること。
そこに大切なものがあるように思います。
次回は、
「信じて待つということ」
という視点から、
相手を信じることと、自分の期待どおりになることを待つことの違いについて考えてみたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
コーチングオフィスRayでは、
対話を通じて、人とチームが無理なく育っていく支援を行っています。
「もう少し待った方がいいのか。」
「そろそろ自分から動いた方がいいのか。」
人との関わりの中で、そんな迷いを感じることはありませんか。
すぐに答えを出すのではなく、
いま何が起きているのかを一緒に整理することで、次の関わり方が見えてくることがあります。
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今日の内容に、少しでも心が動いた方へ
無理に何かを決める必要はありません。
「少し話してみたいな」と思われたタイミングで大丈夫です。
