コーチングを学んだ気づき「自分自身を許すの巻」
前回のブログで、本当の自分と向き合って、自身で労い、褒めてあげることがあってもいいとお伝えしました。今回はその続きです。
先日、古くからの知人と会う機会がありました。聞けば、仕事などで裏目裏目の結果が続いているようです。よりによって、いろんな事が重なって泣きっ面に蜂の真っただ中にいる。勤務先での人間関係や業務の成果にも影響が出はじめているようです。これからどうすればいいのか、どう改善すればいいのか、これといった解決策も見つからず、自信をなくしかけている様子でした。そのため、自分自身のことを受け容れらない。自己受容もできず、自己肯定感も低い状態でした。
その知人は相手のためになるのならと自身を後回しに無理をするタイプです。言わば、自己犠牲で成り立っている、以前の私に似ていることに気づきました。ただ、ああだこうだと私がアドバイスするのではなく、知人の行った行動の結果がどうなったのか。客観的に事実としての良い結果、良くない結果が出たこと。これらを改善するために、何があれば前に進むのかを話し合いました。
良くない結果が出た時に、もっと自分自身を許してあげてほしいと伝えました。すべての責任を被ろうとしなくてもいい。辛かったら辛いと言えばいい。しんどかったらしんどいと誰かにヘルプメッセージを出せばいい。みんなのために戦っているご自分を、たまには褒めてあげてほしいとお伝えしました。
知人からはその後、自身を許すことができるようになってきたと連絡をもらいました。自己受容は他者受容に繋がり、相互理解を生み出します。これは、チームビルディングに欠かせないポイントです。
無理をしていませんか。辛かったら辛いと言えばいいんですよ。今日からでも ご自身を許してあげてみませんか。