【育つチームの中で、リーダーは何を大切にしているのか③】
任せることと、放任の違い-- 信じることと、見守ること

青いデルフィニウム:花言葉「清明」「あなたを幸せにします」
リーダーの役割について考えるとき、
「もっと任せた方がいい」
という言葉を耳にすることがあります。
確かに、人は任されることで成長します。
自分で考える機会が増え、責任感も育っていきます。
だからこそ、チームが育つためには、任せることが大切だと言われています。
けれど、実際には「任せる」ことは、それほど簡単ではありません。
任せたつもりが、放任になってしまうこともあります。
逆に、心配するあまり、細かく関わりすぎてしまうこともあります。
では、その違いはどこにあるのでしょうか。
私は、「関心を持ち続けているかどうか」ではないかと思っています。
放任は、
「任せたのだから、あとは知らない」という状態です。
一方で、任せるということは、
「あなたならできると信じている」というメッセージを送りながら、
必要なときには支援できる状態を保つことです。
結果だけを見るのではなく、過程にも関心を持つ。
うまくいっているときだけではなく、困っているときにも目を向ける。
そうした関わりがあるからこそ、人は安心して挑戦することができます。
青いデルフィニウムには、
「清明」や「あなたを幸せにします」という花言葉があります。
空へ向かってまっすぐ伸びるその姿は、
相手を信じながらも、そっと見守る関わりにも、どこか重なるように感じます。
任せるということは、手を離すことではなく、相手の力を信じること。
そして、必要なときには支えられる距離にいること。
その両方があって初めて、人は安心して成長していけるのだと思います。
リーダーがすべてを抱え込まなくてもいい。
けれど、関心まで手放してしまわないこと。
そこに、「任せる」という関わりの本質があるのかもしれません。
次回は、
「チームが苦しいとき、リーダーは何を見るのか」
という視点から考えていきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
コーチングオフィスRayでは、
対話を通じて、人とチームが無理なく育っていく支援を行っています。
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