【信頼が循環するチームづくり②】安全に話せる土台をつくる

~ スイートピーとともに ~

人は「安心して話せる」と感じたときに、ようやく本当の言葉を口にします。
どれだけ理念や仕組みを整えても、土台に安心感がなければ、関係はどこかぎこちなさを感じます。
スイートピーの花言葉は「門出」「優しい思い出」。
やわらかく開いた花びらは、そっと見守りながら新しい一歩を後押しするような佇まいです。
安心して話せる場とは、まさにこの花が持つ“やさしい風”のような空気に近いのかもしれません。

信頼が循環するチームの第2歩は、
どんな言葉でも置いていい場所をつくること」です。
そのためには、相手が話す前に、まずこちらが“安心のサイン”を示す必要があります。
言葉のトーン、視線、うなずき、姿勢・・これらは小さなことのようで、相手の心の扉をそっと緩める力を持っています。

では、どのような問いかけが安心の土台を育てるのでしょうか。
日常で使えるものをいくつか挙げてみます。

• いま話しやすい雰囲気になっているかな?
• 相手の言葉を途中で“まとめよう”としていないだろうか?
• この場に「安心して話していいよ」という空気が流れているだろうか?

どれも些細な視点ですが、続けるほどにチームの“空気の質”が変わっていきます。
安心して声を出せる人が1人増えるだけで、場はふっと軽くなり、周りの人も話しやすくなりますね。

そしてもう一つ、安心を支える大切な視点があります。
それは、「人はそれぞれ違う才能を持っている」という理解です。
話しはじめるまでに時間がかかる人、感情を整理してからでないと話せない人、
直感的に思いついたことをすぐ言葉にしたい人・・どれも“その人らしさ”であり強みです。

才能を知ると、
「なぜ話さないの?」ではなく
「この人はどういうペースなら話しやすいかな?」という眼差しに変わります。
この変化こそが、スイートピーが象徴する“やさしい門出”につながるのだと思います。

安心の土台とは、特別なスキルではありません。
呼吸を整え、耳を澄まし、相手を急かさずに待つこと。
その積み重ねが、やがてチームに“話しても大丈夫”という静かな自信を広げていきます。

次回は第3回、
「違いを尊重し合う ― アジサイ(寛容・理解)」へと続きます。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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