コーチングを学んだ気づき「フィードバックの巻」

フィードバックとは、相手の行動に対して改善点や評価を伝えること。ビジネスシーンでは人事評価などで行われ、相手に成長や修正を促す人材育成やマネジメント手法の一つとあります。

ふむふむ・・・、

以前の私は、どうしても自分自身の価値観とフィルターを通した部下への対応しかできませんでした。日常の部下との会話や、プロジェクトの振り返りでは、私のフィルターを通したフィードバックばかりでした。内容は、どうしてできないのか。なぜ精度を上げないのか。期限を逆算してスケジュールを組めないのかといった過去の私が行ったやり方、つまりは私自身のフィルターを通した評価、ダメ出しが多いフィードバックをしていました。これでは、信頼関係を築くことも業績も上がるはずがありません。

フィードバックを私なりに訳すると、feedは「栄養」、backは「戻す」ですね。

相手の成長を願って・・・、相手に栄養を戻すことがフィードバックそのものの本意だと気づきました。

 

効果的なフィードバックの手法とは、

①事実を鏡のように伝えること。どのような状況の時に、相手の振る舞いや行動が、周囲に対してどんな影響をもたらしたのかを、主観、評価、自身のフィルターを通さずに伝えることが大切です。

②そして、対話を通して現状と目標のギャップを意識してもらいます。未来の行動計画、改善目標づくりを支援することです。

③あと一つ大切なことがあります。それは、貴方自身の覚悟も必要です。相手から逃げずにしっかり向き合うこと。嫌われることも仕方がないと覚悟を持つことも必要ですね。

ビジネスシーンだけではありませんね。家族との会話、友人との会話にもあらゆる場面で活用できます。

今日からすぐにでもやってみませんか。愛あるフィードバックを。